破産申立した借主から全額回収した事例
保証人から回収
借主に支払い能力がない、破産申立があった…そういったことで家賃の回収を断念してしまう家主様もいらっしゃるのではないでしょうか。
本人、保証人の財産調査などを経て、家賃を回収することは可能ですので、ぜひ諦めずに一度弁護士に相談をしてみていただきたいです。
家主様の相談は無料で受け付けております。
退去にも一苦労の案件
まず、この事例の経緯を箇条書きでご紹介します。
経緯を時系列で紹介
- 2018年03月末:家賃の支払が遅れ始める
- 2021年11月29日:Sさんが弁護士に相談・依頼
- 2021年12月01日:借家人及び連帯保証人それぞれに内容証明郵便を発送(催告及び解除通知)
提訴準備 - 2021年12月09日:さいたま地裁に借家人及び保証人両名を提訴
- 2021年12月28日:借家人から滞納金の一部入金あり
- 2022年01月21日:第一回口頭弁論期日(借家人のみ出頭。結審)
- 2022年01月28日:判決言渡し
- 2022年02月28日:借家人から滞納金の一部入金あり
- 2022年03月03日:さいたま地裁執行官室宛てに明渡し強制執行申立て
保証人に対する不動産競売申立ての準備開始 - 2022年03月17日:1回目の強制執行(催告期日)
- 2022年03月30日:東京地裁立川支部に不動産強制競売申立て
- 2022年04月13日:2回目の強制執行(断行期日)明渡し完了
執行費用額・訴訟費用額確定処分申立ての準備開始 - 2022年04月27日:さいたま地裁に強制執行の執行費用額確定処分申立て
- 2022年05月17日:保証人の親族から入金を確認
全額回収・競売取下げ
相談から明渡しまでは4ヶ月、全額回収まで5ヶ月でこれだけのことをアクションしています。
借主は破産についての代理人弁護士をつけるような状況でしたが、全額回収することができています。
こちらを前提に相談者のSさんの目線で事例を紹介していきます。
減額しても滞納
とうとう滞納は
100万を超える
- 実家の隣の一軒家を貸出
- 2018年ごろから家賃が滞納されるように
- 減額しても滞納しがちに
3行でわかるまとめ
Sさんは、埼玉県にある実家の隣の一軒家を貸出しており、借主は長いことそこに住んでいたそうです。
もともとの家賃は75,000円で、2018年からだんだんと家賃の支払いが遅れ始めましたが、今までの関係もあったことと、このときは遅れても支払いがあったので、そのままにしてました。
しかし、だんだん遅れる頻度が増え、支払いが滞るようになったので、Sさんは家賃を47,700円に減額をしてあげました。かなり思い切った減額です。
それでも家賃が支払われず、Sさんからの連絡にも、借主が出なくなってきた2021年12月、とうとう「このままでは駄目だ」と決意し、弁護士に依頼をすることに決めました。
弁護士はどうやって探した?
- テレビ番組がきっかけ
- 都内の弁護士が良かった
2行でわかるまとめ
弁護士にお願いしようと思ったきっかけはテレビ番組でした。
「家賃滞納に強いという人をテレビで見て、そういう人もいるのかと知りました。お願いするなら弁護士が良いなと思って、インターネットで検索した」とSさん。
物件は埼玉でしたが、都内の弁護士がいい・かつ直接埼玉まで足を運んでくれる人がいいという希望がSさんの中にあったそうで、ちょうどその条件に合致した水田先生をネットで見つけ、「写真もいいな」と思って赤坂の事務所に訪問しました。
Sさんは当時赤坂に仕事で行く用事があり、そういった偶然からも、「この人にしよう」と相談前からなんとなく決めていたとか。
その後の流れ
- Sさん「何もしないで終わってた」
- 退去には50万もかかった…
2行でわかるまとめ
相談・依頼をした2日後には、水田先生が借主と保証人に内容証明郵便を発送。
それからSさんは、水田先生から進捗の報告を受けるのみで、ほぼ何もやることはなかったそうです。
Sさんは優しい性格で、「保証人の人も、借主と関係があったわけじゃなくて、保証人の亡くなった旦那さんが借主の叔父さんだったんですよね。『関係ないのに』って思っただろうなあ」と保証人の気持ちに思いを馳せていました。
ただ、滞納された家賃の回収はSさんの権利です。保証人には、亡くなったご主人様の不動産が相続されており、そちらを差し押さえて競売の申立をすることで、保証人親族から家賃を回収することができました。
苦労したのは退去で、屋根まで積み上がった書籍に退去作業は半日、費用も約50万かかりました。そこまで荷物が多い物件は、なかなか無いと水田先生も言っていました。
この費用も保証人から回収。回収金額は全部で2,393,763円にも及んでいました。
- 弁護士費用:1,087,627円(内容証明1.1万円、訴訟着手・明渡着手各11万円、明渡報酬22万円、競売着手11万円、回収額の22%)
- 実費:291,628円(実費37,651円、明渡申立費用67,884円、競売申立費用186,093円)、強制執行費用515,020円(補助業者への撤去作業・保管・処分費用)
- 回収額:2,393,763円(全額)
費用まとめ
知っておいて欲しいこと
この件のように、減額や猶予をしても、滞納の状況が改善されないこともかなり多く、お困りの家主様もいるはず。
これは予防策が重要になり、支払猶予や減額と同時に法的措置を執ることで、仮に途中で支払が予定通りに行われなかった場合の退去手続が速やかにできるのです。
ぜひ減額や猶予の前に、一度ご相談ください。
当メディアでは、Sさんの他にも弁護士依頼をした方の体験談なども掲載しておりますので、ぜひ読んで参考にしてください。
体験談ではなく、弁護士へ依頼する際の費用相場や、自力で訴訟する際の手順などを知りたい方は以下のようなページが参考になるかと思います。
家主様の味方です
家主様の相談を受ける
赤坂見附法律事務所では、私・水田 匡之が不動産賃貸関係のトラブル(家賃滞納、契約違反)を積極的に取り扱っております。
賃貸借契約は貸す側・借りる側双方にとって重要性が高く、かつ関係が長期間継続することもあります。
その結果、トラブルが生じた場合の損害・影響は大きく、他の分野に比べても、迅速・適切な解決が求められます。
ぜひ、家賃滞納でお困りの家主様はご相談ください。
家主様による相談は無料です。全国で最短翌日対応しておりますので、ご安心ください。